2002年８月18日（日）マチネ 1FC列21番
＜キャスト＞
オペラ座の怪人：高井治 クリスティーヌ・ダーエ： 村田恵理子
ラウル・シャニー子爵： 柳瀬大輔 カルロッタ・ジュディチェルリ：種子島美樹
メグ・ジリー：安食智紀 マダム・ジリー：西島美子
ムッシュー・アンドレ：林和男 ムッシュー・フィルマン：青木朗
ウバルド・ピアンジ：半場俊一郎 ムッシュー・レイエ： 立岡晃
ムッシュー・ルフェーブル：川地啓友 ジョセフ・ブケー：澤一孝
とうとうきました、きましたともぉぉぉぉっ！
２ヶ月ぶりのオペラ座の怪人、しかも今回は前から２列目でございます。
朝から顔はゆるみっぱなし、電車の中でも聴いているMDはロングラン公演の山口ファントムと、
かーなーり、壊れモードになっております。
親友と落ち合って四条でフレンチのランチを取った後、京都劇場へ。四季のHPで７月の末から、ファントムは村さんになっているのを確認してたんです。
６・７月と高井さんだったので、今回しばらくは村ファントムね〜と思いきや、
主役２人は前回と一緒♪
高井さーん、２週間くらいしかお休みになってないではないですかっ☆
ま、嬉しいからいいやっ♪（をひ；）京都劇場ってかなりコンパクトな劇場なので、２列目って…すごい。
残念ながら中央プロックではなく右ブロックだったんですが、
いちばん通路側だったのでグッドですぅ♪
もぉ、しょっぱなのオークションからオーヴァチュアでもう泣きがはいる。
オーヴァチュアのあのシーンも 前ならではの迫力。でも横目で見るのが哀しい…
次はあれを目の前で見られる席に座りたいものです。そして、ハンニバルのリハシーンから興奮しまくり。
役者さんの息遣いや衣擦れの音までばっちりでございます。
舞台のそこここで、日常の通し稽古とはかくやとばかり、思い思いに囁きあうコーラスガールたち。
これは芝居なんだという意識がどっかへすっぽぬけそう。ホンモノのリハシーンを覗き見てるカンジ。２回目ともなると、見方にも余裕がちとできるはずなんですが、前回見逃したところを追いかけるべく
細かいトコばっかオペラグラスで楽しんでました。（逆に肝心なところを見逃したり…←バカ。）
湖のシーンでは、スモークが足元まで下りてくるんですわ。
客席と舞台の境目がなくなったみたいで嬉しい〜☆村田クリス、近くで見るとかわいーのですねーっ☆
前回よりもやわらかくて繊細な印象を受けました。
でも、やっぱクリスっておもいっきし陶酔するタイプよね。感情移入はでけまへん☆
舞台で歌姫とよばれるような方は、あーゆー感情の起伏に富んだ、とゆーか
１歩間違うとヒステリーにもなりかねない激情が必要な気もしますけどね。お初にお目にかかる柳瀬さんのラウルも、思ったより違和感なし。
石丸ラウルと比べると、しゃれたおフランスのお貴族さまっつーより大英帝国のお貴族様っぽいカンジ？
いやね、やぼったいわけじゃないのよ。より正統派と言おうか。
さすが何百回とラウルをなさってるだけあります。
…で。
とうとう待ってましたぁ！の高井ファントム。
ミラーのシーンで、もぉすでに血管切れそーです。今回はミラーの仕掛けもばっちりさっ☆
クリスなんかほっといてワタクシ連れてって、てカンジでございます。（はい、かなりバカ入ってます）惜しむらくは、ファントムの歌がちょっと「…？」だったこと。
「MUSIC OF THE NIGHT」の決めの部分
「こころーのおもむくままぁー♪」があまり伸びなかったり、決めセリフの発音がかなり不明瞭だったり。
お盆期間の週の最終日だったから少しお疲れだったのかしら？
それに対し、脇役陣の楽しいこと。
種子島さんのカルロッタはかわいいし、カエル声最高っ！
プリマってこうなんじゃない？ってカンジ。わがままだけどそれがかわいいの。
林さん＆青木さんの支配人'Sはコミカルだし♪でも、２列目っていらんものも良く見えるんですのね。
柳瀬さんの顔の右頬に付いているバンソーコーみたいなモノが気になって×２
しょーがなかったんだけど、どーやらマイクらしいことが判明。
だって、高井ファントムにもついてるんだもーん(--；）
「THE POINT OF NORETURN」のシーン。
ああ、クリスってばスカートめくれあがっちゃってますぅ；さりげなく直すところがさすが☆
黒マントをすっぽりかぶったファントム。
ワタクシ、あーいうカッコにかなり弱いです…そのままお持ち帰りしたーい…☆最後の地下のシーンでは、２列目のくせにオペラグラスが手放せません。
素顔のファントムやその表情に釘づけ。
もぉ、それくらいならぜんぜんＯＫではないですかっ！
どうぞワタクシのもとへ〜♪（歌うなバカ☆）…でもね高井さん、激情って怒鳴ればいいってもんでもないのよ〜と今日は思っちゃいました。
今日のファントムは２人を逃がした後、かなり「もぉどーにでもして〜」の、なげやり度100％。
ヴェールの投げ方もちと投げやりっぽくてせつなさ・未練がちょっと感じられなかったかな？
「今宵〜我が愛は終わりぬ〜」がかなり聞き取りにくい発音、しかも音楽とあわせそこなったのか
歌い始めがかなり早口だったのがすんごい残念。でもでも、夢中になって見ていてホントに「あ」っとゆーま。
カーテンコールのファントム見たさにひたすら拍手して翌日筋肉痛になったバカはワタクシですとも（涙；）
夢を見てるような３時間でした。
＊翌週からいきなり村さんに代って、「おんやぁ？」と思っておりましたらば、どうやら高井さんお風邪を召してたようです。
あのお声の不調ぶりも納得がいくというもの。しかーし！
よもや、あっさりと千秋楽が決まってしまうとわ…（号泣；）＜2002/09/03＞
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