隠れ家でのファントムのカッコに関する一考察
…長いタイトルだね（笑；）
2003/01/11 ちょっと付け足してます。
高ら かに「THE MUSIC OF THE NIGHT」を歌った後、
やおらオルガンに向かって作曲を始めるエリック（あ、ファントムの本名です･･･念のため。）
あのカッコ（ルームガウン？ローブ？＆センスを疑いたいチャイニーズな帽子）
あれってナニよ？って思った方いません？
アタクシ、当初は見るたんびに彼のセンスってセンスってセンスってぇぇぇぇと
ココロの中で叫んでおりました。（ま、100年前の人間のセンスが現代人にはかれるわけもなく ^^；）東京や名古屋といった、初期の公演では
ガウンが薔薇模様のデザインだったそうで。
（ある同人作家さんが「バ ラどてら」と命名なさってて笑いましたわぁ）で、あの帽子。
ちょっとチャイニーズっぽいカンジのデザインなんですね。
ま、当時のヨーロッパで流行ってた東洋シュミがあーいうところにも出てたのかな、という気も
いたしますが、同時代のイギリスを舞台にしたコミックで、こんな一文を見つけました。
「ヴィ クトリア時代の男性の喫煙率は、ほぼ100％。
紙巻タバコは当時のおしゃれの最先端でし た。でも、マナーは大変厳しくて、
女性のいる部屋では絶対に吸っちゃだめだったそうです。
洋服や髪の毛にタバコの匂いが付かないように、専用の帽子 やガウンもありました」
『レディー・ヴィクト リアン（もとなおこ・秋田書 店）』より
ここに紹介されている帽子のデザインが、エリックのかぶってる帽子とすっごくよく似てる んです。
舞台はフランスですが、このミュージカルが生まれたのはイギリスなわけで・・・
エリックよ、作曲に煮詰まってくるとプカプカやってたのか？スーザン・ケイの『ファントム』ではコカイン…じゃなかった、モルヒネに手ぇ出してまし たからね。
エリックを愛してるけど、あれだけはどうしても許せん、というファンもいるらしいです。
ヤクの名前は違えど、おもわず「あんたはホームズか？」と突っ込みましたと も。
それよりゃタバコの方がマシかもしれませんが･･･煙くないし、まコカインくらいにしとけ、 と。
（･･･ハイ、あたくしは嫌煙家。）あたくしの場合は、小学３年のときから20年、愛してやまないホームズ氏が筋金入りの （笑；）
コカインジャンキーなんで、あまり嫌悪感はないですね。
ま、できれば習慣性のないものにしていただきたいですけど･･･☆
…たわごとの小部屋へ